2018/08

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なめらかに響く潮の満ち引きの中で僕たちは終わりに向かう最後の電車の音を聞いた
透き通る空気を持った庭には飛び石の草むら
踊る海岸通りの道路から少ない車の排気ガスの匂い
工事中の看板と行き先のない矢印に沿って進む僕たちは終わりに向かう空気の中を歩いていた
言葉はなく立ち止まる恋人達はもう遺伝子の彼方
スパイラルの色合いを飛び越えて眺めるだけの景色 心はそこにあらず君の心の中を探っている
青い空の下で草だけが緑に光っていた

高台から見える景色は心の廃墟
終わりに向かう街並み
色褪せた太陽は躊躇なく
サンダルを溶かす

砂混じりの風が動きを
どこでもいいと立ち止まる
時を止めるのは僕の心
目の前で起こる掌の柔らかさよ

見送るのは君の背中
スピードに後ずさりした季節
宝物を見つけた真夜中に
足跡は陽炎

窓枠には君の形が、確かにそこにあった
ベッドの上に、明日と昨日のあいだに
騒ぎのあとの静けさは無情
時計の針の音は心臓

心の行き場は残る僕に託された
いつまでも進む道を選ばずに
死んでいった夏のアイソレーター
蝉がなく朝にたどり着くのは
気が遠くなるほど高い空
星が隠れた朝にたどり着くのは
足元に風が吹くのは
希望を見失った陽炎のせい
体が動かないのは
君の冷たい氷のせい


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柳井さんのメロディーだいすき

  • こたつ
  • 2013/08/24 6:27 PM