2017/03

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柳井良太、弾き語りライブが横浜で2本決まっています。
それぞれチケットのメール予約をしますので、ご希望の方は各日程とお名前、枚数を送ってください。アドレスはこちら。
ryotayanaigm@gmail.com
よろしく。ライブ日程は以下。


9.19 thu 横浜F.A.D
LETTERS vol.15
町田直隆/柳井良太/猪股 and the guitar
OPEN 19:00 START 19:30 ADV¥2000/DOOR¥2500
  

10.18 fri 横浜F.A.D
"sarlight"vol.3~タテタカコ レコ発~
タテタカコ/柳井良太(LINK,れぼりゅうしょん)/石井ナルト アコースティック(Qomolangma Tomato)
全自由(椅子席有り)
OPEN 19:00 START 19:30 ADV¥2500/DOOR¥3000


夏の終わりの日曜日の早朝、に降る雨の音を聞いているさ
今この世で生きているのは、俺と新聞屋さんだけ
雨水が砂利道の間、溝を埋めて素敵
蜂蜜 蜜蜂 見当たらないけど 北半球の揺り籠

あのときの気持ちを忘れちゃった?
もうこのまま離れないって言ってたことや
信じてもいなかった神に祈った日
それはちょっとした疲れからくる少しの休息だろ?
俺は知ってるよ
体温は冷ややか でも心は新緑の候

愛の物語 眠っている君に話しかけた
ふわふわのワッフル 布団に包まれた君は生クリームの皮膚
冷やされた空気の部屋の中で 冷凍冬眠してる

僕は鋭いナイフ 君のフレッシュなクランベリージュースをえぐり出す
えぐり出す
えぐり出す
それと俺のスプーンフル


遠い遠い丘の上に小屋がひとつ 犬が放し飼い
芝生の茎をあさって涼しむ穴を掘っている
夢の中でだけ自由に空を飛んでいる
目が覚めるといつもの時代に戻されている

この時代のこの記憶、はたして昨日まで俺が持っていたものなのだろうか
本当にそうなのだろうか
忘れた記憶達が壁にぶつかって返ってきた
君の物語によって蘇る俺の記憶はは果たして本当に俺の手触りだったのだろうか
あれは他の誰かの物だったのではなかろうか
今日の俺の身体を動かしているのは俺自身の心の中なのだろうか
眠りの中で感じる感覚は本当に夢の中だけのものなのであろうか

辺りはしんと静けさの中 道路に誰も通らない
カーテンは光を通さず誰の温もりをも伝えない
理想も思想も部屋の外で腕を組んで仲良くお帰り支度して
俺は何も考えず 感じず 無ではない何かによって支配されているただの生物のように呼吸をし、水を飲み、ぼーっとしている

考えているのはだいたいいつも同じこと
時間は一定に刻まれて行き 太陽は傾き 星は光を失っていく日々
新しく生まれる星と子供達の光はカーテンを通すこともなく部屋の外で遊んでいる
照らす野良犬 雑草 コンクリートや街

静けさの中で見えるのは俺だけが俺のものだと思い込んでいた毎日見飽きたものばかり
部屋の中は100年経っても俺の匂いのするものばかり

死んでいく物語 腐っていく果物
錆びていく包丁 穴あきのシャツ
埃まみれのレコード 山積みの本棚
それは海底の砂 深海の冷たい岩
俺の部屋は海の中 船底のブラック
天高くそれが見える水面
うっすら見える波の乱反射の月の光

届かなくても手を伸ばす気持ちだけが俺の悩みの種を腐らせたり育てたりする


なめらかに響く潮の満ち引きの中で僕たちは終わりに向かう最後の電車の音を聞いた
透き通る空気を持った庭には飛び石の草むら
踊る海岸通りの道路から少ない車の排気ガスの匂い
工事中の看板と行き先のない矢印に沿って進む僕たちは終わりに向かう空気の中を歩いていた
言葉はなく立ち止まる恋人達はもう遺伝子の彼方
スパイラルの色合いを飛び越えて眺めるだけの景色 心はそこにあらず君の心の中を探っている
青い空の下で草だけが緑に光っていた

高台から見える景色は心の廃墟
終わりに向かう街並み
色褪せた太陽は躊躇なく
サンダルを溶かす

砂混じりの風が動きを
どこでもいいと立ち止まる
時を止めるのは僕の心
目の前で起こる掌の柔らかさよ

見送るのは君の背中
スピードに後ずさりした季節
宝物を見つけた真夜中に
足跡は陽炎

窓枠には君の形が、確かにそこにあった
ベッドの上に、明日と昨日のあいだに
騒ぎのあとの静けさは無情
時計の針の音は心臓

心の行き場は残る僕に託された
いつまでも進む道を選ばずに
死んでいった夏のアイソレーター
蝉がなく朝にたどり着くのは
気が遠くなるほど高い空
星が隠れた朝にたどり着くのは
足元に風が吹くのは
希望を見失った陽炎のせい
体が動かないのは
君の冷たい氷のせい


 輝くのは俺の未来なのか俺の過去なのか 
過ぎ去った夢の合間 なくしあった夢の隙間

ささくれた言葉の行き場 探してたのは愛の置き場
外では雨でも雪でもなく太陽の欠片 

迷い込んだ時空の隙間 あなたの身体
身近な思い出 トンネルを抜ければ 
そこはオアシス、砂漠俺たちは潜った、砂の中 
 
太陽から落ちた雫を受け取った 
日差しが照らした俺の身体は溶けた
歩くひとりの真夜中 外の空気は冷ややか 

泳ぐ砂漠の海の魚 潤いを与えたのは君の涙 
天使なんかいなかった がそこには確かにいたんだ

俺の心の隙間、足が光るのは真夜中 
23時に全ては暴かれた
風がシャツを転がした 

もう戻れないのは確か
あれは去年の真夜中 ローリングストーン転げ落ちた
勢いも遥か彼方 あれに見えるは幻のオアシスか 

足をもがけども進まず
漂う心の砂漠は今日も俺を飲み込んでいく

素晴らしい想いは未だ俺と共に
呆れるぐらいに新鮮な友達の気持ち
愛があるなら毎日だって会いに行ける
道路の曲がり角だって迷わず進める

俺は10年前もここにいた
10年後もここにいるのだろうか

心の四次元 ひとりになればいつだってそこに
気持ちがあればあっという間にたどり着く
ひとりでしか見つけられないイメージの世界
ここでダンスを踊っている いつまでたっても俺は俺だ

求めているのは君と俺との隣同士の部屋
会いたいのは心の砂漠の中


 シャツもパンツも既に脱いでいた俺は塗料が転がっている台所のカーペットを優しく4歩踏んで木製のドアに左手を掛けスライドさせつつ、同時に右手の人差し指で照明のスウィッチをパチンとシーソーし、風呂場に滑り込んだ。その時気づいたことがひとつ、前回この浴槽に身体を沈めたのは4時間ほど前のことだった。蛇口をひねればどんな温度のお湯でも手に入る世界だ。スピーディーでワンダーだ。シャワーはフルーティーマシンガンだ。俺だって詩人になるか、それでなければ何にもなりたくないのだ。そんなことを思いながらお湯に身体を委ねながら逆らい続けてる奴ら思ってた。夜明けにはビートだ。雑種犬が砂浜を駆けるスピードでシャワーからあがり、脱水後の桃色の羊毛で身体の水分を吸い取り新しい太陽を噛み砕いた。外は相変わらず雨だった。


 靴を履く動作を想像していた。今日俺の足元を結ぶべき靴紐は、固くもなく柔らかくもなく心が自然体でいられる気持ちを生み出してくれる素材がよかったから玄関に無造作に並んでいるいくつかの靴の事を考えながら出掛ける準備をしていた。色は白であるのが好ましかった。それは世間で考えられているのと同じようにどのような色の服装にもそつなく寄り添ってくれる柔らかさがあることを求めていたからだった。今日の俺は素直な男であるべきだ。悪魔の心は遥か彼方だ。俺は花に囲まれて死にゆくのだ。夏は既に俺達を射程距離に捉えていて俺は昨晩それを横目で確かめた。その後軽く微睡み、次に覚醒したのは午前11時過ぎ。天気は雨降りで肌寒く空気を通る音はキィンと黄金の金属に触れた時のように固い表情を俺に向けた。頷いた。物事の始まりは過ごしにくい逆境の中でこそ真価が問われるのだ。目を開いたら今日も俺は世界に歓迎されていた。ベッドの中で、生まれてから昨日までの記憶を脳から心にアップロードしたら白黒つかない灰色の気持ちを手に入れた。夢は獏に奪い取られることなく俺の掌の中でうずくまっていた。俺は優しい一歩を塗料に埋もれたカーペットに踏み下ろし、ドアノブを左手で45度回し、地面と平行に引き出し、扉の向こうにある風呂場へと向かった。


冬がいつの間にか春になりかけてる。
季節は終わることなく次の友達へバトンタッチされる。
校庭のグラウンドをリレーするように回り続ける。
桜の木、海岸沿い、古い校舎と水飲み水道の蛇口。
水風船を投げ合って遊ぶ毎日が好きだった。
自転車で街中鬼ごっこした。
狭い世界が俺の手足で血管をくまなく歩いた。
森の中だって俺達の庭だ。
永遠に思えた時間はまだ第1カーブにすら差し掛かっていなかった。
それはまっすぐに伸びる夏の向日葵だ。
この世界の中心は僕以外の全てだ。
フェンスと空は高く、泥沼は深く夕暮れはさみしさだ。
善悪の判断なんて大したことではなく、楽しいことだけ手にとった。
君が万物、僕は感情線。


海辺のカフカ、発売した当時ぶりに読み返し終わった。
ストーリー全体よりも、切り取った部分のそれぞれの内容や言葉が興味をそそられた。


 三日休んでも、四日目にはやらなくちゃいけないんです。